これまでの自分の釣りの中で最悪の事態が発生した.
置き竿で使っていた竿を,夕方になり遊び気分でふと手持ちで夏のキス釣りの要領で使ってみると,
突如大きく何かが食いつき,今年初のヒット.それもかなりのサイズのようだった.
しかし直感的にこういう状況でのヒットというのはあまり良いことはないもので,
「あーこれどうせバレるヤツや.」と思っていると,意外にもやりとりが続いている.
「これはいけるか,も?」と思った矢先.獲物が左沖へ動いていった時に虚しくも鈎が外れてしまった.
「え〜〜〜〜〜〜...」落胆しかなかった.少し期待させておいてこれである.
真冬の海でまさかかかるとは思ってなかった魚,それも大物.
極めて低確率でまさに奇跡,しかしあっけなく奴は去って行った...
どうせ食うならちゃんと食えや!
304の悲劇 おわり |