リーダー本人のコメント:
延べ竿イスズミ計画2019 第5日目であった.前週は釣行予定日前日の大雨により,
再び水潮の流入が懸念されたため釣行を見送った.港内にカマスが回遊してきており,
日の出前からすでにカマス狙いの多数の釣り人が竿を出していた.
5:15頃に延べ竿ウキ釣りのコマセにイスズミが寄るようになり,その後納竿時まで
30〜40cm級のグレも交えつつ姿を見せ続けた.直後の5:20頃に、置き竿のミャク釣りタックルに
27cmのオニカサゴが喰ってきた.前回の小クエに続き,まだまだこの種の釣りに関しては場荒れはしてないと思われる.
オニカサゴのヒットに続く形で、延べ竿ウキ釣りのほうには33cmのグレが喰ってきた.岸壁よりおよそ2m程離れた位置を
流している最中でのヒットだった.
今回もイスズミは掛けられなかったものの,ようやく30cmを超える良型のグレを釣る
ことができ,計画の成果となったといえる.今年の第1日目〜3日目の釣行時には,ウキ釣りのハリスは5号を使用しており,
今回3号ハリスを使用して初めて良型グレのヒットに持ち込めたことから,やはりハリスの太さが喰いに影響していた
可能性がひとつ高まったといえる.昨年の本計画実施時には3号および4号ハリスでイスズミと思われる大型魚を掛けており,
やりとりをした際の感覚からは,3号ハリスが号数を落とせる限界であるとみられる.まずは魚を掛けることを最優先とし,引き続きクッションゴムを取り入れた
仕掛け形式を継続し,今後はハリス3号を基本として釣りを行うものとする.
現在カマスが回遊中であること,また今後はメジカの回遊も予想されることから,
日の出前の早朝に現地入りをしても延べ竿で安全にやり取りが可能な釣り座を
確保できない可能性が高い.よって,今年の延べ竿イスズミ計画は基本的に今回の釣行をもって
終了とし,調査結果等を整理したうえで,7月に予定されているチームの遠征釣行時に可能であれば同様の釣りを実施するものとする.
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