リーダー本人のコメント:
来年度実施予定の『延べ竿イスズミ計画'20』の予備調査を行った.
来年度の計画からは,イスズミがサシエを喰わない状況の打開策として,
サシエに活きエビを用いる案を採用する予定である.
そのため,事前に活きエビの入手方法の検討と実際に活きエビを使用した
試験的な釣りを行い,本調査までに問題点・課題等を明らかにするために,
今回予備調査を実施する運びとなった.
前日に渓流において30匹あまりの川エビを採取できたため,予定どおり釣行した.
6:30頃に2ヒロ程のタナに20〜30cm程度のグレの姿が確認できた.
7:30頃に40cm程度までのグレと大型のイスズミの群れがコマセに寄るようになった.
8:30頃に岸壁寄りのウキ下2ヒロ弱で,活きエビに33cmの口太グレが喰いついてきた.
その後もコマセにはグレ・イスズミ共によく寄り続けたが,鈎には掛からなかった.
前回6/23の釣行に続き,今回は活きエビにより再びグレの釣果が確認できたことから,
来年度の本調査時においても引き続き活きエビを用いる案を採用するものとする.
グレやイスズミがコマセに寄る様子を確認してからサシエを活きエビに付け替えることから,
事前に用意する活きエビの量は,今回と同程度の30匹程度でよいと思われる.
その他港内の状況としては,依然としてネンブツダイ等のエサ取りは多く,メッキアジの回遊が確認できた.
カマス,メジカの回遊は釣行時間内に確認していない. |